「切り抜き動画」を自分も作成して投稿しよう!と決めた
せっかくやるなら、たくさん再生される動画を作りたい
ついついクリックしちゃうようなサムネイルを作りたい
だけど
サムネイルの作り方が分からない
デザインの知識もないし、画像編集ソフトなんて触ったことない
そんな方へ簡単かつ高いクオリティのサムネイルを作成する方法を
分かりやすく、丁寧に解説します
しかも作成にあたっての実質コストはゼロです
✔️本記事でわかること
- サムネイルを作成する手順と操作方法
- サムネイル作成を効率化できる簡単テクニック
- 切り抜き動画のサムネイルに画像編集ソフトが必須ではない理由
この記事を書いている私は動画編集の経験はゼロ、サムネイルの作成とは無縁の日々でした
しかし副業で切り抜き動画を1から始めて
約2ヶ月半でチャンネル登録者1000人
総再生時間4000時間の収益化条件を達成
毎月6桁の収益を上げることができています
ちなみに私は今でもこの方法でサムネイルを作成し切り抜き動画を投稿しています
上記の記事を参考にされてください
事前準備
使用ソフトは動画編集で利用した「Premiere Pro」
サムネイルの作成には動画編集の際にも、利用をおすすめしたAdobeの「Adobe Premiere Pro」を利用します。
「Premiere Pro」を利用することメリットは以下の通り
- 編集ソフトの操作になれる → 動画の編集と同じ操作方法でサムネを作成します
- 作成スピードの速さ → 動画と同じ素材を使用し、動画完成後そのまま作成できるため新しくソフトを立ち上げる必要がなく非常にスピーディーに作成することができます
- コストは実質ゼロ → 動画編集のために必ず必要になるため、サムネイル作成のために必要なコストはゼロと言えます
フォントはGoogleから無料DLできる「Noto Sans Japanese」
こちらは必須ではないですが、一度設定すればその後も利用できサムネイルのクオリティも上がるので、この際設定してしまうのがおすすめです
Premiere Proを使ったサムネイル作成手順
- サムネイル用の新規シーケンスを立ち上げる
- サムネイルに使用する画像元となる動画ファイルを読み込ませる
- サムネイル画像部分を選択しサイズや位置を調整する
- サムネイルの見出しの入力と装飾
以上の4ステップです
では早速詳しく解説していきます
サムネイル用の新規シーケンスを立ち上げる
動画編集されたプロジェクトファイルを開いた状態で
新規シーケンスを開く Ctrl+N / ⌘+N

シーケンスプリセット内の
AVCHD>720p>AVCHD720p30
を選択し
任意のシーケンス名を入力し OKを押す
【Youtube知識】
サムネのサイズはYoutubeの規定があります
解像度:1280×720px
サイズ:2MB以内
形式:JPG、GIF、BMP、PNG
本記事の手順に沿っていただくと上記の規定に沿った画像が作成できますのでご安心ください
サムネイルに使用する画像元となる動画ファイルを読み込ませる
サムネイル用に作成されたシーケンス内に、サムネイルに使用したいクリップを配置します
基本的に動画作成時に使用した素材のクリップでOKです

サムネイルに使用するクリップをシーケンス内に移動させます
その際に以下のメッセージが表示される場合があります

今回はサムネイル用に1280×720のサイズの画像を作成するため
「現在の設定を維持」 を選択してください
サムネイル画像部分を選択しサイズや位置を調整する
サムネイルに使用する動画内の場面をインジケーターを動かして選択します

プログラムモニタ上でズームや、移動などで位置を調整する
エフェクトコントロール内でも調整可能です

スケール・・・100から大きくすると画像が拡大、100から小さくすると縮小します
この辺りは実際に触ってみるとすぐに感覚をつかめるかと思います
✔️右上あたりに切り抜き元の顔が分かるように配置するのがオススメです
サムネイルの見出しの入力と装飾
画像の配置場所が決まったら
下記画像①の「横書き文字ツール」を選択し(Ctrl+T、⌘+T)
下記画像②の任意の位置の画面をクリックし「エッセンシャルグラフィック」を設定しテキストを入力します

おすすめは下記画像の様に文字サイズの違う2つのテキストを使い
動画の内容を短い文章で書くことです

文面を装飾していきます
おすすめの組み合わせは
1、2行目・・・塗り「白」 境界線「濃い青」 と 塗り「ゴールド風」境界線「黒」 を組み合わせ
3行目・・・塗り「赤」 境界線「白」→「黒」
装飾後のイメージはこちら

詳しい手順を解説します
・「ゴールド風フォント」の作り方
文字色を変更したい部分を選択
エッセンシャルグラフィックの「アピアランス」の塗りをクリック

カラーピッカー表示後 画像赤枠のプルダウンを選択し「線形グラデーション」を選択
色の組み合わせで右から
濃い黄色(オレンジに近い)→薄い黄色→濃い黄色(1つ目と同色でOK)


アピアランスの境界線でそれぞれ色と線の太さを選択
+マークを押すと枠を増やすことができます
おすすめは上記の設定です
同じ要領で2行目、3行目の装飾をします
ゴールド風以外については、カラーピッカーはベタ塗りで作成するのでシンプルです
アピアランス設定は下記の画像を参考にされてみてください


また上記赤枠したフォントサイズと、トラッキング(文字と文字との間隔)も見やすいよう調整してみてください
サムネイルの制作方法の解説は以上となります
まずはこのスタイルのサムネイル作成のマスターを目指してみてください
それから動画を伸ばすための効果的な見出しの付け方などをこのスタイルの中で試行錯誤しながら進めていくのがおすすめです
ぜひ本記事を見ながらサムネイルの作成していただけたらなと思います
作成したサムネイルの書き出し方法
作成したサムネイルは画像に書き出します
プログラムモニターの下部にあるカメラのアイコンの「フレームを書き出し」をクリック


形式については、以下のYoutubeのサムネイル規定に適した形式を選択しましょう
Youtubeのサムネイル規定
解像度:1280×720px
サイズ:2MB以内
形式:JPG、GIF、BMP、PNG
Youtubeは動画投稿時に、サムネイルを画像から選択することができます
その際に、こちらで保存した画像を選択してください
Youtubeへの動画投稿のやり方に関する記事は別で作成中ですので、詳しい方法はそちらを参考にしていただければと思います
初めて作成時にぜひやっておきたいこと
初めてのサムネイル作成お疲れ様でした
今回の頑張りを次回以降にも活かすため、初めての作成時はぜひ以下の手順も実践いただくことを強くおすすめします
作成したフォントスタイルを保存する
上記の手順で作成したテキストスタイルは、保存することができます。
テキストスタイルを保存することでサムネイルを作成するたびに、上記の手順を踏むことなく簡単にサムネイルを作成することできるようになるので、ぜひ保存しましょう。
保存方法はとても簡単です。
作成し保存したい設定のフォントを選択しエッセンシャルグラフィックス画面内の
「スタイル」のプルダウンをクリック
「スタイルを作成」をクリック

自分はわかりやすいように「サムネイル見出し (メインorゴールド)」などの名前で保存しています

すると今開いているプロジェクトファイル内へ保存されます
このままだと、このプロジェクト内のみでの利用したできないため
テキストスタイルを書き出します
プロジェクトファイル内に保存されたテキストスタイルを右クリックし
「テキストスタイル書き出し」をクリック

任意の場所へ保存をクリック
※テキストスタイルやモーショングラフィックテンプレートなど切り抜き動画を作成する際に
利用するファイルをまとめたフォルダへの保存がおすすめです

次回以降は利用したいプロジェクトフォルダの中へドロップ&ペーストで読み込みすることができます
保存したテキストスタイルの反映方法
実際にテキストへ反映させる方法は2つ
1つ目はテキストスタイルをタイムラインにドラッグ&ドロップする方法

2つ目はエッセンシャルグラフィックスのパネル上の「スタイル」のプルダウンから適応させたいテキストスタイルを選択する方法

このようにテキストスタイルを保存しておくと、同じスタイルは何度も使えることができ、効率的にサムネイル制作ができるようになります
ぜひ活用していきましょう
以上がサムネイル作成のやり方についての解説でした
premiere pro を使ったサムネイル作成は手軽で追加コストをかけず、premiere proのスキルも上がる非常にお得な方法になっていると思います
クオリティに関しても、他の大手切り抜きチャンネルさんにも引けを取らないものが作成できますので、初心者はまずこの方法で作成いただくのがベストだと思い詳しく解説させていただきました
本記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです